最新ショートパンツのコーデ特集！大人メンズの着こなし術も公開中

1.ショートパンツとは

ショートパンツとは、その名前のとおり「短パン」の事で、一般的なロングパンツより短い長さのパンツの総称です。ショートパンツとハーフパンツの呼び名の違いについては後ほど解説させていただきますが、厳密な違いはひとまず横に置いておいて、現代の認識としてショートパンツ＝ハーフパンツという事でいいのではないかと思います。

大人が穿くには子供っぽいんじゃ・・？と思われがちなショートパンツですが、その苦手意識がなくなれば夏のメンズコーデをもっと楽しむことができます！
昨今の猛暑もあり、ショートパンツは今注目のアイテムです。分厚いフルレングスのデニムで「おしゃれは我慢」と思っているならば、次の項目でご紹介するコーデ例を参考に、夏のメンズコーデをアップデートしてみてください！

2.最新大人なメンズのショートパンツのコーデ18選

メンズのショートパンツのコーデ①

トレンド感のある総柄ショートパンツはモノトーンカラーだと取り入れやすいです◎他のアイテムを白でまとめてすっきりとしたコーデに。

メンズのショートパンツのコーデ②

ショートパンツでも大人なコーデがしたい！という方にはこちらのシアサッカー素材がおすすめです。凹凸のあるシャツのような生地感で、涼しげな余裕のあるメンズの雰囲気が演出できます。

メンズのショートパンツのコーデ③

こちらは夏らしいプリントのショートパンツを取り入れたメンズコーデです。サマーニットキャップやアクセサリーを合わせて、遊び心あるコーデにするとバランスが良いです◎

メンズのショートパンツのコーデ④

ショートパンツでもクールな印象でありたいメンズにはこちらのコーデがおすすめです。総柄モノトーンショートパンツをメインにトップスは無地をチョイス。足元には重くなりすぎないように白をもってくるのがポイントです。

メンズのショートパンツのコーデ⑤

普段ショートパンツは着ない・・・というメンズに是非挑戦して欲しいコーデです。セットアップなら組み合わせにも悩むことなく、簡単に夏のメンズコーデが完成します。こちらは膝丈なので足のラインが出すぎずおすすめです。

メンズのショートパンツのコーデ⑥

カラーショートパンツは子供っぽくなりがち！というメンズにはこちらのアイテムを使用したコーデをご提案します。無地でも総柄でもなく、スタイリッシュなロゴがカラーショートパンツでもシャープな印象に仕上げてくれます◎

メンズのショートパンツのコーデ⑦

総柄のアイテムをおしゃれに着こなすなら、バックなどの小物にも注目してみてください。柄や色の強いポップな印象を、小さめのボディバックを合わせることできれいめな印象に◎

メンズのショートパンツのコーデ⑧

カジュアルなコーデでは、トップスとボトムスの素材に変化を持たせてください。さらりとしたパナマ生地でひざ丈のものを合わせれば、休日のラフなコーデが大人なコーデにワンランクアップします。

メンズのショートパンツのコーデ⑨

膝上丈のショートパンツは、ロールアップデザインが取り入れやすくおすすめです◎センタープレスのあるキレイめな印象のロールアップショートパンツを、Tシャツとスニーカーでカジュアルに着崩せば、大人のラフコーデが完成です。

メンズのショートパンツのコーデ⑩

脱部屋着！を目指したい方にはこちらのコーデがおすすめです。馴染み深いスウェット素材ですがデニムのような加工が施された、こなれた印象のショートパンツは、リラックスシーンだけでなくタウンウェアとしての強い信頼感のあるアイテムです。

メンズのショートパンツのコーデ⑪

ショートパンツではペールトーンのように明るいカラーに挑戦しやすいのもメリットです。こちらはシンプルなコーデに映える、さりげなく色づいたミントカラーのショートパンツを使用したコーデです。

メンズのショートパンツのコーデ⑫

シンプルになりがちな夏のコーデこそ、ビビットなカラーを◆取り入れてみてください。合わせるアイテムをモノトーンでまとめて◎

メンズのショートパンツのコーデ⑬

よりリラックスしたコーデがお好みなメンズには、こちらのコーデがおすすめです。ニット素材のショートパンツはカジュアルながらも、スタイリッシュな大人メンズの雰囲気漂うコーデにランクアップしてくれます。

メンズのショートパンツのコーデ⑭

アクティブな印象のパイル素材（タオルのような素材）ショートパンツは、あえて柔らかいカラーを選ぶのがおすすめです。トップスとシューズをホワイトカラーでまとめれば、清潔感溢れるメンズカジュアルコーデの完成です◎

メンズのショートパンツのコーデ⑮

総柄ショートパンツをモノトーンなスタイルに取り入れたこちらのコーデ。トレンド感のある抽象的な柄のものを合わせる事で、柄の印象が強すぎず、さりげなくおしゃれなコーデにしてくれます。

メンズのショートパンツのコーデ⑯

こちらは表面に凹凸感のある素材が特徴的なスラブ素材のセットアップコーデです。セットアップならば、さらっと着るだけでカジュアルながらも高級感のある大人メンズのショートパンツのコーデが完成します◎

メンズのショートパンツのコーデ⑰

スウェット素材なら、表面に毛羽立ちのないスムーススウェットを使用したパンツがタウンウェアにはおすすめです。さらりとした生地感で、また色味はベージュのように明るいカラーが部屋着っぽさを軽減してくれます◎

メンズのショートパンツのコーデ⑱

こちらはリゾート感のあるパナマ素材のショートパンツを使用したコーデです。トップスにはシャツを合わせることで、リラックスシーンにも隙のないおしゃれなメンズコーデが完成します。

3.大人の装いにハマるショートパンツのコーデ３つのポイント

こちらでは「大人メンズのショートパンツのコーデ」ということで、子供っぽくなりがちなショートパンツのコーデを上品かつ、アクティブに穿きこなせるポイントをお伝えします！

①サイズ感・シルエット

ショートパンツを選ぶ際にまず気を付けたいのがサイズ感です。大人っぽく穿きこなすには必ず注意してほしいことがあります。

大切なのは「清潔感」と「バランス」です。基本的にはサイズ感は大きすぎないサイズを選びましょう。パンツの丈は膝上5cm〜ひざ全体が隠れるくらいまでの丈がベストです。

短すぎると夏休みの小学生のように子どもっぽくなり過ぎますし、長すぎるとだらしなくなり清潔感などが無くなりますので注意です。

シルエットに関してはタイト過ぎず、ダボダボ過ぎずなものを。裾幅が広めのショートパンツもトレンドですが、その際は膝上の丈のパンツを選びましょう。また、足のラインが出るようなピッタリとしたシルエットはタイツのようになるので避けたほうが無難です。

・ダボダボのサイズは穿かない。
・腰穿き(いわゆる腰パン)と言われる穿き方はやめましょう。
・ひざ下丈のサイズはやめましょう。
・ピッタリするくらいのタイトなショートパンツは避けましょう。

②裾をロールアップ(折り返し)してみる。

ショートパンツのコーデをオシャレに見せることができる非常に簡単で、多用できるテクニックです。ポイントは「折り返し幅」と「折り回数」です。

裾を小さく(2〜3cm)2回折ることでこなれ感をアップさせることができます。折り幅が5cmなど広く取り過ぎると逆に子供っぽくなります。また、折り返し回数を3回以上にすると、折り返し部分が分厚くなり過ぎることがあるので注意です。

特に、無地のようなシンプルなものでロールアップすると「こなれ感」を作れてオシャレ感を上げることができます。すぐに実践できるテクニックなので、是非一度お試しください。

ロールアップ後の丈の長さは膝にかかるくらい、もしくは若干短めの丈を意識するとまとまりが良く、オシャレに穿きこなす事ができます。

③トレンドは総柄ショートパンツORワイドショートパンツ

昨今のトレンドとして注目されているのが総柄ショートパンツとワイドショートパンツです。総柄に関しては時代背景を映し出すと言われており、３年単位くらいでトレンドの柄が変わります。少し調べるだけでたくさんの柄が出てきますので、探すだけでもワクワクしますね！

定番としてはカモフラ、ペイズリー(バンダナ)柄、レオパード(ヒョウ)柄、海やリゾートを意識するのであればボーダーやアロハ柄なども人気の柄です。

大人っぽく着こなすのであれば同系色でまとめた総柄を選ぶと、悪目立ちすることが無いので安心してコーデに使用することが出来ます。大切なのは「まとまり感」と「遊び心」です。普段のカジュアルスタイルは「まとまり感」を持って、ダークトーンのブラックやネイビー系、グレー系などがおススメです。

海やレジャー、BBQなどアクティブなシーンでは思い切ってアロハ柄やヒマワリなど花をモチーフにしたデザインなど「遊び心」を使って「大人の本気の遊び」を見せつけましょう！その際、トップスは無地Ｔシャツなどシンプルなものを合わせて「ギャップ感」を演出するとバッチリです！

ワイドショートパンツに関してはアウトドアスタイルなどでも注目されている「少し裾が広めの膝上丈」がおススメです。主にポリエステルやナイロンで作られていることが多く、スポーティで速乾性など機能的にも優れているモノが多いです。軽くて着心地もサラッとしているので、夏のレジャーやアクティブシーンにピッタリです。

カラーはピンクやイエローなど明るいものが多く、着ているだけでテンションが上がってきます！是非、夏を満喫するぞ！という時にコーディネートしてみてはいかがでしょうか。

4.ショートパンツの丈の長さによる印象の違い

ここでは丈の長さが違うことで、コーデの印象かどのように変わるのかを解説いたします。

・ひざ上丈（ひざ上5㎝以上）

好みが分かれるのがこの「ひざ上」丈のショートパンツですが、人気上昇中のタイプになります。男らしいイメージ、スポーティーな印象になりますので、夏、特に盛夏のファッションでは大活躍しそうです。足の露出度が高くなりますので、「気持ち悪い」というネガティブな意見もチラホラ聞こえてきますが、太もも半ばくらいの丈までなら全く問題はないでしょう。子供っぽくならないようにさえ注意すればオシャレ度はぐっと上がります。

また、実は丈が短いショートパンツは脚長効果がありスタイルが良く見えるというメリットもあります。脚の中でもほっそりとしたひざ部分を見せることにより、脚全体がスッキリとしたスタイルに見えます。

・ひざ丈（ひざ上5㎝未満からひざ丈）

最もハズレのないのが「ひざ丈」又は「ひざのちょい上」の丈の少しゆとりのあるショートパンツです。無難なチョイスになりますので、少しコーディネートに気を使わないと、手抜きファッションに見えてしまうのが注意点です。「暑いからショートパンツ」という楽チンスタイルに見られやすいのがこのタイプです。最も合わせやすいスタイルだからこそしっかりとコーディネートしたいですね。

また、少し細めのアイテムだとシャープな印象になり「お父さんの休日感」がなくなりますしスラっとスタイルが良く見えます。長袖シャツとも相性がいいので、暑い季節だけでなく初夏からは履いてみてもいいと思います。

・ひざ下丈

ひと昔前に主流だった「ひざ下丈」のショートパンツは、正直言ってダサいです。女子ウケも悪く、子供っぽい、部屋着っぽい、おじさんっぽいと色々なネガティブな意見が多数あります。総合的に見てひざ下のゆったりとしたショートパンツはやめておきましょう。

ただし、細めのタイプでスネまで長さのある、スキニータイプのクロップドパンツはおすすめです。ピッタリ細めで、6〜8分丈のクロップドパンツは、足の露出度を低めにしてスタイル良く見せたい方には最適です。こちらはショートパンツととは言えないかもしれませんが、おさえておきたいアイテムですね。

5.ショートパンツのメリットデメリット

なんとなくわかってきたけど、勇気がいるなあという方は、こちらのメリットとデメリットをご覧いただければ、挑戦しやすくなるのではないでしょうか。

・ショートパンツのメリット

ショートパンツの最大の利点は涼しいところで、一部の例外を除いて暖かい季節、暑い季節に着用します。特に夏場の暑さが厳しい気温下でも快適に過ごすことができ、健康的で軽やか・アクティブなムードを高めてくれて、爽やかな印象になります。

近年、夏がどんどん暑くなってきていてショートパンツの需要はどんどん上がっていて、実用性の方で着用頻度が増えています。メンズファッションにおいてはロングパンツが圧倒的に主流ですが、猛暑日の外出でロングパンツでは印象として少し暑苦しいですね。このような状況下では、ショートパンツをオシャレに着こなすのは必須と言ってもいいのではないでしょうか。

・ショートパンツのデメリットや注意点

ショートパンツのデメリットは、まず第一に「子供っぽく」見られやすい事です。これは丈の長さとコーディネートが原因です。丈が短すぎる場合や逆に中途半端に長い場合、トップスをパンツインしている場合、安っぽいスニーカーやサンダルなどは子供っぽくなってしまう典型パターンです。短めのショートパンツはオシャレなアイテムですが、子供っぽく見せないためにもコーディネートに工夫が必要です。

その次のデメリットは「軽装」のイメージがあり、オシャレというより暑いから楽な服を着ているだけに見られやすいという事です。言い換えると「お父さんの休日」ファッションになりやすいです。この件についてはトップスにシャツを合わせたり、合わせる靴を革靴にしたりでしっかりとコーディネートしている感じが出ればラフ過ぎないのでおすすめです。

また、一部の方は「すね毛が気持ち悪い」と思われてしまったりする場合がありますね。程度によりますが、「レッグトリマー」や「すね毛すきカミソリ」などのすね毛ケアのグッズなどで簡単に解決します。

ショートパンツのデメリット解消は、小学生ファッションにならないように、手抜きファッションに見られないようにすることが大事です。大人のお洒落を意識してコーディネートすればさほど難しいわけではありません。

6.ショートパンツの用語解説

少しファッションから横道にそれますが、ロングパンツに対して丈の短いパンツ類はさまざまな種類があります。長さによって呼び名が異なりますが、ややこしくなっていてわかりにくいという声も聞こえてきます。という事で、短めから順番に、タイプ別にまとめてみました。

・ホットパンツ（0-1分丈）

ショートパンツの中で最も短いタイプのもの。股下の丈が非常に短い為、ほとんど女性用で男性向けのホットパンツというものはありません。

・半ズボン（5分丈未満）

ショートパンツと同義語ですが、主に裾が膝より短い膝上のタイプで、多くの場合男児用の子供服を指す。

・クォーターパンツ（2-3分丈）

太ももくらいの丈のパンツ。クォーター=1/4なので2.5分丈。ハーフパンツ＝1/2、クオーターパンツ＝1/4で使い分けていましたが、あまりメジャーな呼び方ではありません。

・ショートパンツ

狭義の意味ではひざ上のパンツを指しますが、広義の意味ではクロップドパンツより短いパンツの総称です。ハーフパンツ、短パンと並んで最も一般的なワードで、かなりの幅広い範囲の丈を指します。

・ショーツ

ショートパンツの略称。ショート+パンツが短くなったもの。女性用の下半身に身につける肌着の意味もあります。

・短パン

ショートパンツの俗称。あくまでも俗称なので正式な商品名になることはない。

・バミューダパンツ

ひざより短め（4～5分丈前後）でやや細身のパンツのこと。昭和の時代に流行ったタイプですが、ひそかに人気になってきました。

・ハーフパンツ（4-6分丈）

半分を意味するため、狭義の意味ではひざ丈～ひざ下のパンツを指しますが、広義の意味ではショートパンツと同じように使用されます。ただし、特に短めのタイプはハーフパンツとは呼ばないため、ショートパンツよりは長いイメージがあります。

・クロップドパンツ（スリークォーターパンツ）

6～8分丈のパンツ全般の総称。クロップドは「切り取られた、切り落とされた」の意味です。別名スリークォーターパンツ。スリークォーター=3/4なので7.5分丈。わりと広い範囲のシルエットを指す。

・カプリパンツ

全体的に細めの6～7分丈のパンツ。裾に向かって更に細くなるシルエット。ほぼ女性用。大人の女性がリゾート感覚でスパッツのように着こなすパンツのこと

・サブリナパンツ

細身でピッタリとしたシルエットの8分丈くらいのパンツ。カプリパンツの少し長めのタイプで、こちらもほぼ女性用。

・アンクルパンツ

足首が見える「くるぶし丈のパンツ」の事。アンクル丈（足首丈、くるぶし丈）のためショートパンツやハーフパンツの種類には入らない。

7.まとめ

いかがだったでしょうか。再度ポイントをまとめると、ひざ下の長めの丈は避けてやや短めタイプをにファッションに取り入れていただくことがおススメです。

昔より夏がどんどん暑くなってきていますので、ショートパンツファッションは必須と言ってもいいでしょう。

ショートパンツスタイルでは「子供」「オジサン」「手抜き」「部屋着」「流行おくれ」にならないように、今回ご紹介したポイントを押さえてファッションを楽しんでくださいね。