薄い色のジーンズって時代遅れ?違います!正解コーデを理解して脱・ダサいおじさん
jokerバイヤー:山中良亮
みなさんこんにちは!
jokerバイヤーの山ちゃんです!
ジーンズは超定番のカジュアルアイテムであり、とても多くの方が普段着として活用されていると思います。 「休日はジーンズのみ」なんて人もけっこういますよね。
しかし、ジーンズ・・・・特に薄い色のデニムはダサいという声もチラホラ聞こえて来るので、ジーンズをはじめとするデニムアイテムを避ける方も少なくありません。
最初に結論から言うと、薄い色のデニムがダサいは間違いです。
しかし薄い色のデニムパンツをはいてダサいファッションをしている人はたくさんいます。
そうです、ジーンズがダサいのではなくて・・・・ダサいファッションをしている多くの人が、ただ単に「楽だから」「簡単だから」という理由でジーンズをいつも履いているんです。
薄いブルーのジーンズ以外のパンツにオシャレなアイテムが増えたので「デニムは終わった」と勘違いしている人はいますが、デニムは終わっていません。
一周回って今、注目は薄い色のデニムなんです。
そして昨今は薄い色味のデニムを避けて「黒スキニー」を中心にコーディネートする方も多いのですが、今度は「楽だから」「簡単だから」という理由で「黒のパンツ」ばかり履いている人もとても多くなってきました。
今こそブルーのパンツ、特に薄い色のデニムに再注目してみてはいかがでしょうか!
1.ジーンズはダサい?
そもそもデニムパンツは千差万別で色々なスタイル、バリエーション豊かな色合い、過去から現在までのたくさんの流行があり「ジーンズ=ダサい」は早合点しすぎです!
特にダサいと言われがちな薄い色のデニムパンツを履きこなせばオシャレ度はぐっと上がります!
そうです、ダサいと言われ続けた薄い色のデニムパンツは今注目のアイテムです。
デニムのカラーのトレンドは、濃い色と薄い色が交互に訪れます。
しかしその波はとても緩やかで何となく濃い色がオシャレだったり、何となく薄い色が良かったりで流行というほどわかりやすいものではありません。
ジーンズを長く愛用する方が多いのもその理由だと思います。
でも数年前に買った薄い色のものをタンスから引っ張り出して履くというのは少しリスクがあります。
ダサい感じになってしまう可能性がありますので、ポイントを整理してみてください。
ジーンズはダサいわけではありませんが、ダサいと思われるポイントを理解して回避すれば、とてもオシャレに着こなせます。
特に薄い色のデニムは、今季の再トレンドです。もちろん濃い色も含めてデニムパンツをオシャレに履いてみましょう!
2.なぜジーンズがダサいといわれてしまうのか
ダサいか見えるポイントを大きく分けると4つあります。
順を追って説明していきます。
サイズ感やシルエットについて
サイズ感が合っていないとダサい印象になってしまいます。特に大きすぎる場合が問題です。
ダボっとした大きめサイズのデニムパンツは、だらしなく見えて全体のバランスが悪くなり、ダサい感じになります。
これはデニムパンツに限った事ではなくパンツは全てそうですが、サイズが大きすぎてウェストの位置が落ちてしますようだとNGです。
今や化石となった「腰パン」はさすがにいないと思いますが、当時流行ったなごりで大きめを選んで、少し位置をずらしてしまう癖のある人は注意してください。
逆にピチピチすぎるパンツもアウトです。
スキニーシルエットが主流の時代なので多少はOKですが、太ももやふくらはぎがムチムチになり過ぎていないかチェックしてください。
よくある例として「自分はいつもMサイズ」という選び方をしてサイズのチョイスミスをするパターンです。
太ももやふくらはぎが筋肉質な方は、スキニータイプならワンサイズ大きめがベストな場合も少なくありません。
薄い色のアイテムは膨張して見えやすいので、「程よくフィット」を目指しましょう。
また、サイズ感が合っていても、中途半端にゆるいストレートのシルエットや広すぎる裾幅などはダサいとされています。
スキニーが苦手な方でも裾にかけて徐々に細くなっていく「テーパードタイプ」ならスッキリしますが、「ズドン!」とした中途半端なストレートはダサいです。
昔買ったジーンズをオジサンが履いている感じになりますので、リユースショップやメルカリなどで購入する場合は注意しなければなりません。
「それいつの買ったの?」と言いたくなる、化石のような薄い色のジーンズを履くとダサいだけでなく清潔感がなくなってしまいます。
色がかなりくすんだ薄い色のややゆとりのあるストレートジーンズなどはその典型例です。
裾の長さやクッション
裾の長さは大まかに分けると3パターンで、ワンクッション、ハーフクッション、そしてノークッションがあります。
ノークッションとは、パンツの裾が足の甲に当たらないやや短めの長さです。
ハーフクッションとは、パンツの裾が足の甲に軽く当たるか当たらないかくらいの長さです。
ワンクッションとは、パンツの裾が足の甲に当たってある程度たわみができる程度の長さです。
この3種類はフルレングスのジーンズの長さになりますが、現在のトレンドとしてはワンクッションまでが限界です。
おススメの裾幅が狭いテーパードタイプやスキニータイプは「ノークッション」が理想で、ワンクッションでは長すぎです。
裾の長さはジーンズの歴史の中でも流行が激しく変わってきて、長いのが流行っている時代と短いのが流行っている時代が交互にやってきて、その間にロールアップが流行ったり流行らなかったりします。
今は完全に長すぎはNGで、短い方がオシャレ感がアップする傾向が強くなり、ロールアップもOKです。
さて、もうお判りでしょう。
長ければ長いほど「ダサい」というイメージです。
クシャクシャの裾、ズルズルとと引きずるほど長いのは今の時代の「ダサいジーンズの履き方」の象徴です。
あまり流行に左右されたくないという方、ヴィンテージ等のこだわり派の方は、ワンクッションで履くスタイルもありですが、裾直しはしたくない場合はロールアップでもかまいません。
とにかく裾がずるずるにならないようにしましょう。
逆に短めはどのくらいまで???という疑問点が浮かびますね。
かつては一部のファッション好きの方のみがアンクル丈をで履いていましたが、今や完全にメジャーとなったアンクルパンツは「ノークッション」の長さのさらに短めです。
特に春夏シーズンは定番的なボトムになりましたし、秋冬でさえくるぶしを見せて履いている方も少なくありません。
着こなし方やコーディネート
ジーンズがダサいと思われる3つ目は合わせる服のチョイスです。
先ほど中途半端にゆるいストレートジーンズがダサいと言いましたが、トップスも同様です。
オーバーサイズのトップスで上半身をゆったりさせてスキニータイプのジーンズを履くいわゆる「Yライン」シルエットなら全く問題はありません。
程よいフィット感のトップスとスッキリボトムで「Iライン」シルエットでも大丈夫です。
ダサいと思われる典型パターンは「普通」の何の変哲もないトレーナーと薄い色の中途半端にゆるいストレートジーンズです。
完全な「休日のお父さん」スタイルになりますので、これは避けたいですね。
その他のダサいコーデの典型例としては、チェックネルシャツを合わせた典型的な「オタクスタイル」やトップスの裾をパンツに入れるタックインで年配者のようになってしまうコーディネートもダサいです。(オシャレ上級者のタックインスタイルは除きます)
3.薄いジーパンをカッコよく着こなすための3つのポイント
サイズ感
まず大前提として前述しておりますが「ジーンズだからダサい」というわけではありません。
サイズ感を間違えると、どんなパンツでもダサいです。
それくらいシルエットは大切です。
ピチピチしすぎたり大きすぎたりなど、サイズ感を間違え無いように自分に合ったサイズを選びましょう。
だらしなく見えたり残念な印象にならないように気を付けましょう。
では、だらしなく見えたりしないようにするためには「どんなものを選べば良いのか」について詳しく説明していきます。
まず、多くの男性は穿いていて「ラクなサイズ」のパンツを選んでしまっています。
だからこそシルエットが野暮ったくなり、清潔感がなくなります。
野暮ったくならない、清潔感を持たせるためのオススメデニムパンツは、太ももから裾にかけて徐々に細くなっているタイプです。
「テーパード型」もしくは「スキニー型」と呼ばれるものを選びましょう。
テーパード型とは「太ももから裾にかけて細くなっている」タイプです。
太もも付近にはゆとりのあるデザインも多く、楽に穿くことが出来ます。
楽に穿くことは出来るのですが、裾にかけて細くなって行っているので、スッキリとしたシルエットとなります。
そのため、野暮ったさが無く清潔感のあるコーディネートが出来るのです。
スキニー型とは、その名の通り肌(スキン)のようにぴったりとした履き心地のタイプです。
このスキニー型を選ぶ際に注意したいのは「ストレッチ性」です。
ピッタリとする細いシルエットだからこそ、生地の伸び具合は重要です。
ストレッチ性が低ければ動きにくく、窮屈に感じることも多くなります。
どこで、見定めるかというと「ポリウレタン」というゴムのように伸びる性質も持つ繊維を使っているかどうかを確認する必要があります。
一部、機能性に優れた生地もありますが、基本的にはポリウレタンの含有量が高ければ良く伸びるという認識で大丈夫です。
スキニー型のピッタリ具合はブランド毎に異なる場合が多いので、お気に入りのシルエットを是非見つけてみてください。
色味・カラーリング
デニムは基本的に「3種類」のカラーに分けることが出来ます。
大きく分けるとインディゴブルー、ブルー、ライトブルーの3種類となります。 ここでは各カラーの特徴などとオススメスタイルをお伝えします。
①インディゴブルー
インディゴブルーは、青よりも濃い深みのある藍色で、黒っぽい色目が特徴的なカラーリングです。
デニムの色が濃いと、薄い色よりもキレイ目な印象を与えることが出来るので、大人っぽいコーディネートやフォーマルカジュアルのようなキレイ目コーディネートにも用いられることが多いカラーです。
ジャケットやシャツなどとの相性も良く、幅広い年齢層の方から指示を得ているオススメのカラーです。
また、色が濃色だと収縮色の役割も果たしてくれるので「細見え効果」によるスタイルアップも期待できます。
②ブルー
インディゴブルーよりも薄い明るめの中間カラーです。 オーソドックスで様々なコーディネートやスタイルで合わせやすい万能カラーと言えるでしょう。
薄い色味なので少しカジュアルな印象がありますが、ラフすぎないカラーリングはTシャツやトレーナーなどのカジュアルアイテムでもコーディネートしやすいですし、シャツやジャケットとも相性バツグンです。
より、カジュアルなスタイルを作りたい場合はダメージ加工やウォッシュ加工などユーズドテイストを加えたもので合わせるとトレンド感も増すので取り入れてみると良いでしょう。
③ライトブルー
定番カラー3種類の中で、1番薄いカラーがライトブルーです。
カジュアル感が強く、ラフなスタイルで合わせるとバツグンにカッコよくなります。
ブリーチ加工やブラスト加工、ケミカルウォッシュ加工など様々な加工がトレンドに合わせてかけられていることも多いです。
薄い色合いが春〜夏にかけては爽やかで涼しげな印象を与えるので、非常に人気のカラーです。
Tシャツやパーカーなど思いっきりラフなスタイルで楽しんでみましょう。
まとめとして、
それぞれのカラーで特徴はありますが、すべては他のアイテムとの組み合わせ次第です。
「色が濃いからカッコ悪い」、「色が薄いからトレンドではない」というわけでは無く、それぞれの色が持つ特徴を活かしたコーディネートが出来れば、濃い色でも薄い色でもいつの時代もカッコよく着れるのがデニムパンツの最大の特徴かもしれません。
【色味・番外編】④カラージーンズ
実は、デニムパンツにはブルー系とは違うカラーデニムがあるのをご存知でしょうか?
普段からブラックデニムや、ホワイトデニムは目にする事もあるかと思いますが、その他にも様々なカラーがトレンドと共に存在するのです。
しかし、正確に言うとこれらはデニム本来の「糸染め」ではなく葛城(カツラギ)を「後染め」したもので比較的安価な素材となります。
ファッション業界では、定期的にカラーデニムが流行し、その時代や景気観を表したトレンドカラーのものやビビッドカラーなものが多く出回ります。
様々なカラーリングで販売されていることがありますので、コーディネートアイテムとして一本持っているとコーディネートの幅を広げられる、着回しの効くアイテムなので、是非試してみてくださいね。
※葛城(カツラギ)とは
ツイル(綾織)と呼ばれる生地の仲間です。
通常よりも太い糸で織った厚手のコットン生地の事で、綾目(生地の表面に出ている斜線状の織り目)と呼ばれる線で凹凸のある素材です。
デザイン・加工感
ポイントの最後としてお伝えするのがズバリ「デザイン」です。
デニムパンツの場合、デザイン=加工感と捉えても間違いではありません。
80〜90年代に流行した「自分で世界に一つだけのジーンズをつくる」というヴィンテージスタイルもありましたが、昨今ではあえて薄い色にする色落ち加工やヴィンテージ加工と呼ばれ、最初からデザインとしてデニムパンツを彩っているものが多くなりました。
また、ダメージ加工、リペア加工として破れたデザイン等も人気です。
太ももやバックにプリントが入ったものなどもありますので、お気に入りの一本は作るものではなく、見つけるものに変わっていきました。
そこで!ポイントとして気を付けたいことはただ一つです。
「やり過ぎない事」です。
いくらダメージ加工がトレンドだからといって、全体が破れているようなボロボロのジーンズだと清潔感のかけらもありません。
むしろ、だらしなく汚らしい印象を与えてしまうので、大人のジーンズスタイルをつくるには何事もほどほどにしましょう。
薄いデニムのおススメしたいデザイン・加工
①ヒゲ加工
長年穿き込んだように、股を中心として放射状に穿きシワが擦れて色落ちしたような「ヒゲ」を人工的に再現した加工です。
薄い色のパンツのヴィンテージ感やこなれ感を出すのには必須の加工です。
②ダメージ加工
太ももや膝付近などに多く用いられるデザイン的な加工。
パンツ全体のアクセントとしてコーディネートを彩ってくれます。
横糸を残すことで単に穴が開いたデザインではなく、肌も見えないので露出を抑えることもできチャレンジしやすい加工の一つです。
③パッチワークデザイン
いわゆる「継ぎはぎ」です。
こちらもデザイン重視のデザインで、色の濃さを変えて明暗を付けた生地を継ぎはぎすることによって、とても印象的なデザインジーンズになります。
穴が空いたりしているわけでは無いので、手入れも簡単ですし、穿きやすいのも特徴です。
4.色が薄いジーンズコーデ15選
ジーンズコーデ①
こちらは総柄のトップスを合わせたコーデです。
柄物に色が薄いデニムを合わせる場合は子供っぽくダサい感じにならないように、色の数を抑えて組み合わせるのがポイントです。
ジーンズコーデ②
シンプルかつ気を抜きすぎない男のカジュアルコーデです。
フィット感を意識したサイズがおすすめ。
また、ワントーンのベタっとしたデニムより、前側にブリーチがかかった加工感があるものを選べば周りに差がつきます。
ジーンズコーデ③
こちらはカジュアルよりも少しリゾーティーな夏のタウンコーデです。
ワイルドなダメージデニムに少しオーバーサイズなトップスを合わせれば、海辺の風になびくTシャツが余裕のある大人の隙を演出してくれます。
ジーンズコーデ④
トップスをメインにコーデしたいけど、普通のデニムがしっくりこない…という方におすすめなのがカーゴタイプです。
ダメージや加工が強すぎると、トップスのデザインと喧嘩してしまうので、カーゴのように変形タイプ等のデニムがさりげないおしゃれ度をアップしてくれます。
ジーンズコーデ⑤
デニムを主役に、思いっきり加工感のあるパンツで周りに差をつけたい!という方には、こちらのコーデがおすすめです。
トップスのシルエットはコンパクトに、シューズや小物もワントーンで抑えて◎
ジーンズコーデ⑥
カジュアルすぎると子供っぽくなってしまう…という方にはこちらのコーデ。
デニムのデザインはヒゲやダメージではなく、控えめなブリーチ加工がおすすめです。
また、トップスにはTシャツではなくシャツやポロシャツのように「襟」があるものを選ぶときれいめな印象になります。
ジーンズコーデ⑦
特に色の薄いパンツは白のトップスと合わせる際には全体がぼやけた印象になりがちです。
なので上記のように濃淡のあるデザインのものを合わせるとシャープな印象になります。
ジーンズコーデ⑧
薄いパンツは意外にも辛口なコーデにぴったりです。
特にレザージャケットのような艶感のあるアイテムを合わせる時には、思いっきりブリーチがかかったようなものを合わせても◎
ジーンズコーデ⑨
フロントにロゴデザインの入ったこんなパンツもおすすめです。
トップスは無地に近いものを合わせて、こだわりあるデニムのインパクトをメインにアピールしましょう。
ジーンズコーデ⑩
ふくらはぎのがっちり体系が気になる方には、このようなグラデーションがかったタイプもおすすめです。
視覚の効果で目線が上に行き、気になる部分をカバーしつつもおしゃれを叶えます。
ジーンズコーデ⑪
全面にパッチワークを施したデニムをメインにしたコーデです。
切り替えデザインの中にも濃淡を着けることで、足のラインが引き締まって見えます。
ジーンズコーデ⑫
きれいめな印象のハーフZIPカットソーにソフトなダメージデザインのジーンズを合わせたコーデ。
きっちりとカジュアルのいいとこどりをした印象です◎
ジーンズコーデ⑬
カジュアルでもクールな印象を叶えたい方には、こちらのコーデがおすすめです。
トップスにはダークカラーのVネックを、デニムのカラーは青みの少ないものを合わせるのがポイントです。
ジーンズコーデ⑭
濃淡の着こなしに慣れてきた方は、こちらのようなデザイン感のあるデニムに是非挑戦してみてください。
ほかのアイテムをモノトーンで統一すれば、印象的なアイテムもスマートに取り入れられます。
ジーンズコーデ⑮
色の薄いジーンズには、デザイン感のあるカーディガンを合わせたコーデもおすすめです。
少しオーバーなサイズを選ぶと、視覚効果でスタイルアップにもつながります◎
5. 薄い色のジーンズに合わせたい小物
①スニーカー
薄い色のデニムと白スニーカーの組み合わせ。
薄い色のデニムには色の差をつけて、メリハリのあるブラックにしよう!という方も多いかと思います。
しかし薄い色のデニムの特徴を活かすのであれば、ここは断然「ホワイトスニーカー」です。
薄い色のデニムとホワイトスニーカーの組み合わせは爽やかさと清潔感が一気にアップします。
「オシャレは足元から」という言葉があるように、第一印象で必ず見られるのは「パンツと靴」です。ここでブラックなどの濃色系スニーカーを合わせるとどうしても、スニーカーが重たくなりがちになり、悪目立ちします。
ですので、薄い色のデニムにはホワイト、もしくは薄い色味のスニーカーを選びましょう。
②アンクレット
くるぶしを見せるようにアンクル丈のデニムパンツやロールアップをして穿くスタイルも定番化しています。
その中でオススメしたいアクセサリーは「アンクレット」です。
どうしても夏のイメージが強いアクセサリーではありますが、素材によって年中コーディネートに使うことが出来ます。
コーディネートとして使うのに人気なのは、チェーンタイプのアンクレットです。
他にも紐や布を編みこんで作られている「ミサンガ系」やビーズで彩った「ネイティブ系」もありますが、チェーンタイプだと大人っぽい雰囲気と高級感を薄い色のデニムのカジュアルさの中に取り入れることが出来ます。
大人カジュアルのスタイルには薄いデニムとチェーンタイプのアンクレットを合わせてみてはいかがですか?
③キーチャーム
近年、トレンドになってきているアイテムです。
Louis VuittonやGUCCIなど名だたるブランドもリリースしており、キーチャームをベルトループに引っ掛けるだけでオシャレかつ、高級感漂う「デキるオトコ」になります。
様々なタイプがありますが、レザーやメタル(金属)で作られているものがおススメです。
6. ジーンズのまとめ
ジーンズはダサいわけじゃありません。
特にダサいと思われやすい薄い色のデニムは逆に今注目です。
そして、いくつかのダサいと感じるポイントを回避してカッコよく履ければオシャレなアイテムになります。
中途半端にゆるいストレートジーンズを避けてスッキリしたタイプを選び、裾を長くしすぎないようにすれば薄い色のデニムもOKです。
そして、おじさんぽく見えないように、オタクっぽく見えないようにコーディネートすればオシャレなアイテムになります。
野暮ったくならないようにしましょう。
「テーパード型」もしくは「スキニー型」と呼ばれるものををチョイスして下さい。
テーパード型(太ももから裾にかけて細くなっている)やスキニー型(ピッタリとする細いシルエット)は中途半端にゆるいストレートジーンズより何倍もオシャレに見えます!
清潔感のある色やデザイン、履き方をしましょう。
腰パンでズルズルとか汚い色のジーンズやは論外として、ダメージ加工のやりすぎのモノも避けて清潔感のある雰囲気を出してください。
もちろん、長年穿き込んだような薄い色合いや加工もジーンズの魅力の一つです。
でも清潔感が損なわれるほどにならないようにしたいです。
ヴィンテージ感のあるオシャレジーンズと、ただの薄い汚いジーンズは明らかに異なります。
少し前に若者のジーンズ離れが話題となりましたが、今、再注目の薄い色のジーンズを着こなしてみて下さい。きっと新鮮なコーディネートが楽しめると思います。
7. ジーンズの余談
※興味のある方は読んでください
ファッション用語って、世代や時代によって違いますよね。
例えば以前は「スパッツ」って呼んでたものが「レギンス」になったり、「ベスト」が「ジレ」になったり。
今回のテーマの「ジーンズ」についても最近は「デニム」って呼ぶ方も多いのですし、ジーパンという人もいますよね。
「ジーパン」→「ジーンズ」→「デニム」で時代とともに変わっていった?
答えはNO!です。
「デニム」とはデニム生地そのものの呼び名で、その証拠に「デニムシャツ」「デニムジャケット」などもあります。
だから「デニムパンツ」ならオッケーですがデニムだと生地の名前にしかすぎません。
「ジーンズ」はデニム生地でつくったズボンの総称で、「jeans」は英語です。そしてほとんど世界中で通じるワードはジーンズなんです。
それでは「ジーパン」は?
これは和製英語で「ジーンズ」+「パンツ」でジーパンという説と、「GIパンツ」の略だという説があります。
ちなみに「GI」とは「アメリカ兵」を意味する俗語で、戦後、進駐軍の兵士が履いていたという事での語源です。
私の意見としては、「ジーパン」は古いけど「ジーンズ」はオッケーだと思います。
しかし、「ジーンズ」も古いとかダサいと思われるようでしたら「デニムパンツ」ですね。
ちょっとスマートな印象になりますね。
(おわり)
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