VネックTシャツは、夏の定番スタイルの印象を大きく変える優れもの

1.VネックTシャツは、夏の定番スタイルの印象を大きく変える優れもの

アウターで個性を出せる冬場に比べて、夏場のメンズコーデは無個性になりがちです。

「クルーネックの半袖短パン」がその代表格ですが、オーソドックスな半袖短パンはダサく見えてしまうこともありますよね。

しかし、ここに「Vネックの半袖短パン」をチョイスするだけで、サマースタイルの印象を大きく変えてくれます。

1｜Vネックとは？

そもそも、Vネックとは一体どういったものを指すのでしょうか？

言葉で説明すると、「V字型に開いているネックタイプ」となりますが、こちらは言うまでもなくご存知の通りだと思います。

対して、丸くなっているものをクルーネックとよび、こちらは最も一般的なネックタイプですね。

他にも、冬場に大活躍のタートルネック、肩口にかけて大きくゆとりを持つボートネック、そしてポロネックにヘンリーネック、さらにはスクープネックなどなど、他にもたくさんのネックタイプがあります。

人の視線は顔周辺に集まりやすいので、ネックタイプがコーデ全体へと与える影響は想像以上に大きいです。

だからこそ、Vネックを選ぶことで、他とは違った個性を演出できると言えます！

2｜メリット：VネックTシャツは、シャープな胸元と抜けを演出できる

そんなVネックですが、VネックTシャツにはメリットが多数存在します。

中でも、「胸元の抜け感」は最も大きなポイントです。

クルーネックよりも露出面積が大きくなるため、シャープで尖った印象、さらにはセクシーな印象さえ与えることができます。

少し大胆さ、勇気が必要かもしれませんが、「夏だから」という一言で許されてしまうとも言えるので、あまり気にすることはないかもしれません。

3｜メリット：涼し気な印象を与えるので夏にぴったり

また、シンプルに「涼し気な印象」を与えてくれるので、夏場のメンズコーデに最適です。

夏場のコーデは着用する側も、見る側も、ともに涼しさを感じられないといけませんが、クルーネックは少し「窮屈」「重たい」印象を与えます。

一方で、Vネックなら露出面積が大きいですし、風通しが良くオープンな印象も与えるため、真夏の季節にぴったりです！

4｜重ね着に最適、インナーと合わせやすい

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Vネックのおしゃれな使い方として、「重ね着」があります。

クルーネックをインナーとして着るだけだと、どうしても「物足りない」「なんかダサい」となりがち。

これをVネックへと変えるだけで、キレイ目に着こなしながら、アクセントを作り出す上級者コーデの出来上がりです！

重ね着ができるようになれば、Vネックの用途、さらにはメンズコーデの幅がグッと広がりますよ！

5｜スマートカジュアルスタイルにも使える！

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Tシャツにジャケットを羽織ればジャケットスタイルの出来上がりですが、ここからさらに「遊び」を加えてカジュアルダウンさせたいなら、インナーのTシャツをVネックにしてみましょう。

こうするだけで、ジャケットをスマートに着こなす「スマートカジュアルスタイル」が完成します。

2.Vネックが似合う人ってどんな人？

Vネックは少し攻めっ気が強く、尖ったアイテムであるため、「似合うor似合わない」と気にする男性も多いはずです。

結論から言うと、似合う人と似合わない人は確かに存在します。

しかし、仮に似合わないとしても、少しの意識と工夫で問題なく着用できるようになるので、以下で深掘りをしていきます。

1｜Vネックが似合う体型はこんな人

まずはVネックが似合う人ですが、ざっくり言うと「体型」がキーワードとなります。

最も典型的なのは、「細身で長身」「筋肉質」の男性です。

肌を露出すると言う都合上、スラッとしている、あるいは適度に筋肉があった方が「映える」のは理解できると思います。

2｜Vネックが似合わない体型はこんな人

続いて似合わない体型の人ですが、「首が短い人」「肩が広い人」があげられます。

いずれも、Vネックが肩口までの広さを強調してしまい、首を過剰に短く見せてしまう可能性があるからです。

また、首周りの骨格を必要以上にハイライトしてしまうため、「痩せすぎている人」も似合わない体型としてあげられます。

3｜似合わない人はこんな風に改善してみて

コーデにおいて、似合う、似合わないは確かに大切ではありますが、一方で「似合わないなら似合わせれば良いだけ」であることもまた事実です。

つまり、「似合わないものを似合うように着こなす」のもメンズコーデの楽しみ、魅力の1つだということです。

改善のポイントを下記にまとめます。

• ネックの深さを調節して印象を操作する
• フィット感を調節して「痩せすぎorがっしり」を打ち消す
• 重ね着用途で使うなどアクセントアイテムとして使用する

上記の3点を押さえれば、誰でもダサ見えしないVネックメンズコーデをチョイスできるはずです。

3.これだけは選ばないで！ダサくなるＶネックの着こなし

Vネックをメンズコーデに組み込もうとすると、必ず直面するのが「着こなすのが難しい」点です。

ダサくなってしまうVネックのNG着こなし方を知っておきましょう。

1｜【NG】胸元がゆるすぎる

男性のVネックでありがちなのが「胸元がゆるすぎる」NGメンズコーデです。

言うまでもありませんが、過度にネック部分がゆるいと「だらしなさ」が際立ち、「ダサい」という評価へとつながるでしょう。

性別問わず警戒されてしまうので、Vネックの胸元には注意を払いましょう。

2｜【NG】柄が入りすぎている

クルーネックと比較して、Vネックというだけで非常に強い存在感を放つので、ここに柄や派手なデザインが入ってくると、トップスが情報過多となってしまい「ダサ見え」してしまいます。

必然的に、ボトムスやシューズのチョイスが非常に難しくなってきますし、インナーとして着用しようにも合わせるアウターを見つけるのは難しいため、できる限りシンプルなものをチョイスしましょう。

4.Vネックを着こなすために押さえておきたいポイント

NG例を知ったところで、ここからはVネックをダサ見えせず着こなすために押さえておくべきポイントをまとめていきます。

1｜総柄シャツには、Vネックインナーと合わせてやりすぎ感が出ないように調整

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VネックTシャツそのものの柄は避けるのが無難ですが、「柄シャツのインナー」としての使い方はアリです。

柄シャツを着用すると「ダサ感」が出てしまうものですが、インナーにTシャツを仕込むことで印象を中和できますよ。

2｜素材に特徴を付け、1枚でも主役級の存在感

VネックTシャツの素材にこだわることも大切です。

写真にあるようなボディラインがより際立つ素材をチョイスすることで、たった1枚のTシャツでも主役級の存在感を放ち「ダサ見えしない」ことにつながります。

3｜オールブラックコーデの差し色としてVネックをいれて抜け感を

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ブラックのボトムスは下半身に重たさをもたらすため、トップスで中和する必要があります。

白Tなどでモノトーンコーデとしても良いですが、あえて色付きVネックTシャツをチョイスするのもおしゃれ。

4｜袖口を折り返しシンプルな夏のメンズコーデをこなしで差別化

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VネックTシャツをトップスとして着用すると、V字部分ばかりに目が入ってしまう「アンバランスさ」が目立ちます。

これを防ぐために、トップスにさらなる「遊び」を入れてあげるのが効果的。

代表的な遊びが「袖口の折り返し」で、これをするだけでトップスのバランスを上手に取ることができます。

5｜VネックTシャツとジレのインナー使いで魅力的なメンズコーデに

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Vネックをジレと合わせるのもメンズコーデの幅を広げてくれます。

ジレは前開きタイプのベストのようなもので、昔風に言うと「チョッキ」のことですね。

このジレのインナーとしてVネックのTシャツを合わせると、ジレの鋭利なVゾーンにVネックがすっきりとおさまり、男らしさが際立つ洗練された印象となります。

逆に、クルーネックではカジュアル感が強くなってしまい、せっかくのジレのフォーマル感が台無しになり、コーデ全体をダサくしてしまうかもしれません。

6｜襟付きポロシャツの襟を立てて、胸元にＶラインをつくるのもあり！

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メンズコーデの頼れるアイテム「ポロシャツ」は、ボタンを開けることで擬似的なVネックのように着用できます。

さらに襟を立てることで、胸元のVゾーンは際立ち、とても綺麗でシャープなVラインを演出可能！

7｜アクセサリーの存在感を強調させてくれる

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メンズコーデにおいて忘れてはいけないのがアクセサリーですが、コーデとの相性を考えないと、せっかくのアクセサリーの個性が埋もれてしまい、逆にダサく見えてしまうことにもなります。

こちらのコーデ写真にあるように、VネックTシャツの「胸元のVゾーンに視線が集まる」という特徴を活かし、ゴールドのネックレスを目立つようにするのがおすすめ。

5.Vネック を演出するオススメアイテム

「どんなVネックアイテム」を選ぶのかも、メンズコーデにおいて非常に大切です。

ここでは、おすすめのVネックアイテムを5つ、紹介していきます。

1｜ネックの角度が浅い

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こちらのVネックは細身のシルエットでスマートな印象を与えます。

Vゾーンは肩口まで「横方向」に広がりを持つ浅めタイプで、だらしなく見えないのもポイントです。

また、軽やかに、そして立体的に「魅せる」ために「ライスワッフル」素材を使用しています。

凹凸を感じさせる特殊な編み方により、着こなしにアクセントを与える点が、他の素材とは一線を画すポイントです。

2｜ストライプ柄

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Vネックを選ぶ時は「柄」も大切なポイントです。

こちらのアイテムは特徴的なストライプを採用し、Vネックをよりすっきりと、スマートに映るよう工夫されています。

夏にぴったりな爽やかさを感じさせますよね！

3｜生地に厚みをもたせている

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「生地の質感」もVネックアイテムでこだわるべき要素です。

こちらのアイテムはしっかりと厚みを持った生地を採用することで、1枚着用するだけでも存在感を放ってくれます。

4｜Vネックの角度をZIPで調整

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こちらのアイテムはVネックの角度をZIPで調整できる、「変幻自在」のアイテムです。

控えめにしたい時には首元まで、存在感を放ちたい時には胸元まで、といった具合に、気分やコーデによって首元の印象を変えられるのは、メンズコーデの幅をグッと広げてくれますよね。

5｜カプリシャツで、リゾートリラックスなスタイルに

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リゾート感溢れる「カプリシャツ」をVネックとして着用すると、優雅でリラックスした印象を与えます。

こちらのアイテムはゆったり目のシルエットとストライプ柄が特徴で、見ている人も心地よさを感じられるような、そんなカプリシャツです。

6.Vネック Tシャツをつかったおすすめコーデ

Vネックのおすすめアイテムの次は、VネックTシャツを使ったおすすめメンズコーデのご紹介です。

1｜ジレと合わせ

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キレイ目に着こなしたいなら、ジレと合わせるのがイチオシ。

シャツの上に羽織っているだけなのに、大人の色気を感じさせるドレッシーな印象を与えることができます。全然ダサく見えないですよね！

また、上品な雰囲気を放つチェックの刺繍もポイントです。

2｜カジュアルに見えすぎないボーダーセットアップ合わせ

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Vネックシャツをインナーとして着用し、アウターにボーダー柄のセットアップを採用したのがこちらのコーデ。

パーカーと短パンという組み合わせはカジュアル感強めに映りますが、それよりもボーダーの方に目がいきやすいため、カジュアル感が中和され、おしゃれに着こなすことができますよ。

3｜シャツ合わせ

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VネックTシャツをシャツのインナーとして使う定番の着こなしももちろんアリです。

説明不要の鉄板メンズコーデなので、お持ちのお気に入りのシャツを合わせてコーデを組んでみましょう。

4｜パーカーセットアップ

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シャツだけでなく、パーカーのインナーとしてVネックTシャツを着用するのもメンズコーデとしてアリです。

少しカジュアル、かつシンプルに映るため、パーカーはストライプ柄やデザイン性が高いものなど、個性を感じさせるものをチョイスするのがベター。

シャツとシューズの色で統一を図るなど、コーデの中でアクセントポイントを作ることも大切です。

5｜ノーカラージャケット合わせ

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襟のないジャケット、通称「ノーカラージャケット」をVネックTシャツと合わせるコーデも魅力です。

こちらのコーデ写真にあるように、かなり抜け感のある印象を作れるため、「ジャケットコーデをラフに着こなす」というギャップが、メンズコーデとして非常に完成度が高いです。

6｜アースカラーで夏っぽく

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夏場のコーデに取り入れたいのが「アースカラー」ですが、こちらのVネックTシャツがその代表例です。

見ているだけで爽やかで心地良い印象を抱くような、優しさを感じさせるその色合い。

ここにVネックの首元が加わると、暑苦しい夏に軽やかでダサくない佇まいのメンズコーデとすることができますよ。

7｜サングラスを胸元に

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Vゾーンにサングラスをかけて、胸元をおしゃれに着飾るのも選択肢の1つ。

クルーネックではできない組み合わせなので、アクセントを加えたい時に覚えておきたいコーデ術です。

8｜ジャケットが映える、ブラックコーデ

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黒を基調としたブラックコーデにVネックのTシャツをインナーとして組み合わせるメンズコーデも参考になるかも。

全身ブラックは尖りすぎなので、白のジャケットを羽織ることでその印象を中和。

黒と白の中に、Vゾーンの肌色が差し色として機能する、完成度の高いコーデです。

9｜足元にも抜け感をつくり、リゾートスタイル

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抜け感を演出できるVネックならではのリゾートスタイルがこちらのコーデ。

トップス、ボトムスともに優しい色をチョイスし、さらに足元をサンダルで着飾れば、軽やかで涼しげのあるメンズサマーコーデの完成です。

7.Ｖネックに合わせたいアクセサリー

Vネックは単体で着用しても効果を発揮しますが、他のアイテムと組み合わせることでもさらなる魅力を放ち、ダサく見えないよう工夫をすることも大切です。

特にVゾーンを活用した「ネックレス」の組み合わせが相性抜群で、積極的にメンズコーデに組み込みたいアイテムです。

1｜ゴージャスなクロスネックレス

単にネックレスと言っても、そのバリエーションは多岐に渡ります。

シンプルなものからド派手なものまでさまざま存在していますが、十字架をモチーフにした「クロスネックレス」は定番かつ、男性にぴったりのネックレスです。

こちらの「クロスロイヤルネックレス」は、全体をきらびやかにデザインした、ゴージャス感溢れるクロスネックレス。

まるでダイヤモンドのような輝きを放っていますが、それもそのはず。「キュービックジルコニア」と呼ばれる人工ダイヤをふんだんに使用しているため、ゴージャス感が「これでもか」というくらい滲み出ています。

また、チェーン部分がかなり太めにデザインされているため、全体の存在感は想像以上に強いです。かと言って、メンズアクセサリー特有の「ダサ見え」をしないのもポイント。

2｜チェーンネックレス

チェーンのみで構成される「チェーンネックレス」も、Vネックに合わせたいネックレスの1つです。

先ほどのクロスネックレスは「ゴージャス」「ちょいワル」が同居していましたが、こちらは「ちょいワル」に振り切った、「攻めのネックレス」と言えるでしょう。

したがって、キレイ目や落ち着いたコーデよりも、ラフでワイルドな、「存在感」を重視したコーデに合わせたい一本です。

コーデ写真にあるような「短パンサンダル」のような尖ったコーデとの相性が抜群なので、サマーコーデで「攻めの姿勢」を貫きたい男性におすすめですよ。

3｜チャームネックレス

クロスネックレス、チェーンネックレスともに、少し派手で存在感を放つタイプのネックレスでしたが、もう少し落ち着いたものをチョイスしたい場合は「チャームネックレス」がおすすめ。

キーワードは「さりげなく」で、Vネックで生じるVゾーンの「ゆとり」を、さりげなくあしらわれたゴールド、シルバーのチャームが埋め合わせることで、メンズコーデの完成度がグッと上がります。

一方で、こちらのネックレスはチャームそのもののサイズを控えめにしているため、「悪目立ち」「ダサ見え」する心配は不要！

キレイ目コーデにも十分合わせることができるので、Vネック以外のメンズコーデにも用途を見出せる、汎用性の高さも魅力です。

8.まとめ

Vネックはクルーネックと比較して、着用するハードルが少し高いファッションアイテムです。

その理由は「合わせるのが難しくダサ見えする」からですが、上手にコーデに組み込めば抜け感や涼しげな印象、さらにはセクシーさなど、さまざまなコンセプトへと馴染んでくれます。

記事で紹介した情報を参考に、Vネックをコーデのスタメンへと取り入れることで、これまでよりも魅力的でダサく見えないメンズコーデを目指していきましょう！