毛玉ってなぜできる?そのメカニズムと対策法をご紹介!
jokerプロデューサー:石谷年輝
どうも!jokerプロデュ―サーのGAIです!
なぜか衣類に発生するイヤ~な毛玉…
毛玉ができるとだらしなく見えたり、清潔感がなかったり、服だけでなく印象までボロボロになってしまいます。
できれば長く綺麗に、そしてなによりお洒落に洋服を楽しみたいところですよね。
そこで今回は、毛玉ができるメカニズムと、その対策や予防法についてご紹介していきます!
1.毛玉(ピリング)ってなぜできる??
そもそも毛玉ができてしまう原因は一体何なのか。
毛玉の正体を超簡単に言うと…ズバリ「枝毛」です!
枝毛と聞くと髪の毛を連想する方が多いと思いますが、髪の毛と同じで、摩擦などのダメージによって毛玉も発生します。
着用する時や、洗濯・収納する時などに生地が擦れることで、繊維と繊維が絡み合い、結果私たちのよく知る毛玉の形になるのです。
毛玉ができやすい素材
洋服には毛玉ができやすい素材と、できにくい素材があるのをご存じですか?
一般的に毛玉ができやすい素材は合成繊維を使ったものです。
例えば、「ポリエステル」「レーヨン」「アクリル」等がそうです。
その中でも特にできやすいのは
「ポリエステル × アクリル」
「ポリエステル × レーヨン」
「綿 × ポリエステル」などの混紡素材等です。
逆に、毛玉ができにくい素材はというと、植物由来で天然素材の綿や、高級素材のシルク等です。
誰でもできる毛玉の取り方5選
毛玉のできやすさに素材が関係しているとはいえ、できにくい素材の洋服ばかりではないので、どうしても毛玉ができてしまいます。
そこで、誰でも自宅で簡単にできる、毛玉の取り方を5つご紹介します。
この方法でお手入れすれば、お気に入りの洋服をもっと長く楽しめるかもしれませんよ。
毛玉取りブラシでとく
衣服に使う「毛玉取り用のブラシ」があります。
今は100円ショップなどで簡単に入手することができますよ。
平らな場所に服を置いて、毛玉ができているところを優しく撫でるようにブラッシングしていきます。
この「優しく」というのがポイントです。
毛玉取り器で取る
こちらも毛玉取り専用のツールです。
使い方は非常に簡単です。
毛玉取り器の電源を入れて、毛玉を取りたいところに当て、撫でるように滑らせます。
機械の中で扇風機のように刃が回転し、見る見るうちに毛玉を刈り取っていきます。
カミソリで剃る
誰の自宅にもある身近な道具ですと、「T字カミソリ」も毛玉取りに使えます。
1方向に滑らせるように剃るイメージで使うと、毛玉を刈り取ることができます。
こちらも必ず優しく行いましょう。
ハサミで切る
ちょっとコツがいりますが、「ハサミ」を使って毛玉を取り除くこともできます。
トップスの脇の部分や、ボトムスの股の部分など、毛玉が一部にできてしまっている時などにオススメです。
毛玉ができている部分をつまみながらちょっとずつ切るようにしましょう。
綺麗に切るために毛玉を取っているのに、穴をあけてしまっては元も子もないのでご注意ください。
食器用スポンジで取る
最後は意外なアイテム、食器用スポンジを使った取り方です。
スポンジのやわらかい部分ではなく、固くてザラザラしている部分を使います。
毛玉ができていない部分に当ててしまうと逆に傷んでしまう場合もあるので、毛玉ができているところにピンポイントに当てて、慎重に当ててくださいね。
NGな毛玉の取り方
毛玉にコロコロを当てる
ペットを飼っている方などが、動物の毛を取るような感覚で、洋服にできた毛玉をコロコロで取ろうとするのはNGです!
コロコロはもともと静電気を帯びやすく、摩擦も起きやすいため、毛玉を取るどころか逆に発生させてしまいます。
毛玉をガムテープで引っ張る
ガムテープを脚に貼って思いっきり引っ張る…
想像しただけでもものすごく痛いですよね?
衣服も同じです!
ガムテープで毛玉を取ろうとすると生地を傷めてしまい、毛玉ができるよりももっと酷い状態になりかねません。
絶対におやめください!
毛玉をむしる
ガムテープ同様、手で毛玉をむしり取る行為は衣服に大きな負荷となり、取り返しのつかないダメージとなります。
気になるからとその場でなんとかしようと思わないでおきましょう!
毛玉取りが不安な方はプロに任せる
オススメの毛玉の取り方、NGな毛玉の取り方をご紹介しましたが、やはり自分で行うお手入れは衣服を傷めてしまう可能性が0とは言い切れません。
服をできる限り傷めたくない… 自分でやるのは不安…
そんな方は自宅でケアするよりもお金はかかりますが、プロにお任せした方がいいでしょう。
お近くのクリーニング屋さんで相談してみてください。
洗濯の際に毛玉ができにくい仕上げをしてくれるところもあります!
毛玉を予防する方法
毛玉ができてしまう前に未然に防ぐことができれば何も心配はいりませんよね。
ここまで毛玉ができてしまった時の対策方法をお伝えして来ましたが、ここからは毛玉を予防する方法をご紹介します。
着用するごとに毛玉ブラシを使う
毛玉ブラシはできてしまった毛玉を取り除くだけでなく、予防としても役立ちます。
洋服を着用後に毛並みを整えるようにブラッシングを行うと、毛玉ができにくい状態を作ることができます。
洗濯ネットを使う
当たり前のようですが、つい面倒くさがってそのまま洗ってしまいがち。
「おしゃれ着用洗剤」といった中性洗剤を使うとなおよしです。
もっと摩擦を減らしたければ、服の裏表をひっくり返して洗濯ネットに入れて洗濯しましょう。
柔軟剤を入れて洗濯する
柔軟剤を使うと繊維に柔軟性が生まれて摩擦や静電気を起きにくくしてくれます。
同じ服を連続して着ない
お気に入りの服だからと言って、1日置き、ましてや毎日着てしまっているなんてことありませんか?
同じ服ばかり着てしまうと、着ないものより多くの摩擦を受けることになります。
1度着用すれば2~3日は休ませてあげるとよいでしょう。
毛玉ができにくいアイテム5選
毛玉ができにくいセットアップ①
着用アイテムはこちらからCHECK
ピリング試験と呼ばれる毛玉のできる度合いを評価する試験を通過した、"毛玉が出来づらい"素材を使用し、だらしなく見えがちなスウェットをスタイリッシュに仕上げたパーカーセットアップ。
毛玉ができにくいセットアップ②
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優れた伸縮性、滑らかな肌触りのスウェット素材。
綿とポリエステルを使用した毛玉が出来づらい製法で、着用を重ねても毛玉を気にせずスマートな見た目をキープするジャケットセットアップ。
毛玉ができにくいニット
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綿100%の使用で肌触りの良さがポイント。
程よく伸縮し、アクリルニットと比べ毛玉も出来にくいため、ストレス感を感じることなく着用していただけます。
毛玉ができにくいジョガーパンツ
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毛玉が出来て生活感が出てしまう従来のスウェットジョガーパンツの弱点を解決した、美しいシルエットのジョガーパンツ。
毛玉ができにくいクロップドパンツ
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毛玉ができるのは何も冬だけではありません。
暖かい季節のアイテムも毛玉への注意が必要です。
こちらも特殊な製法で毛玉ができにくく、リラックススタイルを楽しみながらも上質さを保ってくれる、丈が短くなっているクロップドパンツ。
毛玉はなぜできるのか?まとめ
いかがでしたか?
そもそも毛玉はなぜできるのか。そのメカニズムと対策方法・予防方法をご紹介してきました。
洋服は自信のケア次第でより長く楽しむことができます。
正しいお手入れで今後もファッションを存分に楽しんでくださいね!
(おわり)
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